お誕生日

私事ですが、誕生日を迎えました。

クリスマス・年末年始っとイベントが多い時期なので、毎年期待はしていないのですが、やはりお祝いをして貰うととても嬉しいですね。

っと言うとあたかも主人が何かしてくれたようですが、実は逆で、“特別な事はしなくていいからね”っと言う私の言葉を素直に聞いて（！）とても静かな一日でした。

それでもプレゼントは予め、欲しかったCDと“大きなバラ１本”をリクエストしているちゃっかり者の私ですが、このバラ１本を朝一番で貰えなかった事にとってもがっかりして、機嫌を損ねてしまいました。

フランスでは誕生日や年明けは０時きっかり（中には目覚ましかけたりして）おめでとうと言うのが昔からの習慣で、（今や年配の方がするのみかしら？）私はそれを知ってから出来る限りそうしているのですが（あっ！目覚ましはかけませんヨ）、そんな私の努力とは裏腹に、主人はあまり気にしていないようで、結婚して数年経つとこうも日常化してしまうのかとちょっと寂しかったりしました。（確か去年の主人の誕生日はジュールが居て準備が出来なくてもそれなりに某有名どころで出来合いをテイクアウトしてお祝いして、ベビーカーと大きな袋を抱えて大変だったなぁ。）

日中に買って来ても絶対受け取るものか！っと思っていたのに、夕方頃にジュールから...っと彼の身長くらいの包みを持った姿を見るとホロっと折れて、チョコチョコ歩いて来て渡されると、モヤモヤした気持ちもすっとんでしまいました。全く子供の力ってすごいですね。


そんなんで、平凡な一日が、やっぱり特別な一日になりました。


なんにも要らない＝ちょこっとした物で良い。期待してない＝でもサプライズが欲しい、そんな女心、やっぱり難しいかしら...。