Daisypath Happy Birthday tickers Daisypath Happy Birthday tickers

2021-02-06

Ruby との出会い。

動物が欲しい〜。動物が欲しい〜。と言われ続け、金魚を飼った事もありました...。1匹ずつ、水槽も1つづつ用意して綺麗な金魚を買いましたが長く続かず...。動物を飼う事への抵抗は長くありましたが、恐らく、このコロナ騒動がきっかけであると思います。動物を買おうかぁっと、飼えるかもっ!と思い行動に移す事となりました。

犬か猫かの選択もありました。犬だったら中型から大型犬がいいなぁ。でも、私たちは街中のアパート暮らしだし、共働きで散歩も思うように出来ないと思うので、やはり猫が現実的かなぁと。

さて、子猫探し。ペットショップも見に行ってみたけれど、フランスでは通常ペットショップでは買わないらしい。サイトで子猫を探してみたけど良い巡り会いは無し。どうしようかと思ってたところ、主人とオフェリィのアイデアで、同じ学校のママが獣医をしている近所の動物病院に行って「猫を飼いたいのですが」と相談したところ、パリ市内のブリーダーさんを紹介してくれました。さっそく連絡をしてみると、生まれたばかりの子猫がいるからっと早々と見にいく事になりました!

ブリーダーさんからもらった子猫達の写真

予めもらった写真は子猫が一杯写っていましたが、グレー色の猫で私がイメージしていた猫とは違う...。始めは躊躇したのですがとにかく見に行こうと決めて、一応、支払い手段の小切手帳を持って行きました。

何匹もいる子猫はどの子もとてもカワイイけれど、好みの種類ではないかも。色で決める訳ではないけどぉ...。毛は決して長くはない...。私はロングヘアーで、オレンジっぽい猫、もしくは白い猫が好き...。でもこの猫の種類は性格は穏やかで、人に撫でられるのが大好きみたい。

ブレーダーは日本に何回も行っている親日家族で、飼い猫も「モシ」っと言う名前らしい。このシャルトルという種類の猫はフランスでは典型的で人気な猫らしい、ジュールの仲良い学校の友達も飼っているという。紹介してもらった獣医さんも同じ種類を飼っていると言う事も理解。ブレーダーさんはしっかりしているし。この猫ちゃん達は血統が良いらしい。

欲しい種類の猫や子猫を手にいれるのは難しく、長いウェインティングリストらしい。こんなに早くきちんとした子猫を飼えるチャンスはあまり無いと思う。なにせ愛らしい子猫をみてしまったら断り難い。迷いはあるけど、子猫を見に行くと決めた時から半分は決まってました。小切手を切って予約に至りました。

オフェリィの勉強机とルビー

子猫ちゃん達は1ヶ月半くらいで、5−6匹いました。初めて行った時は皆とても小さくて箱の中に密集しあって母猫のミルクを飲んでいました。抱っこするのを躊躇うくらいでした。2回目に会いに行った時には、アパートやテラスをチョコチョコ動き回ってました。3ヶ月半くらいで引き取るとるのが理想という事で、引き取りまで何度か様子をみに行って子猫ちゃんと遊びました。子猫選びは獣医さんで登録をした後からでそれまでは選べない、選んでもどの子か識別/登録出来ないとの事でした。

子猫を選ぶ日が来ました。当日はジュールは来れなくて、ママ達の選択に任せる!と委任されました。初めから雄猫がいいなぁと思っていて、どの子にしようかぁ、甘えん坊がいいなぁと選んで決めた黒っぽい子猫。いざ手続きしようとしたら、獣医さんが首元に埋め込んだ登録のチップが読めない。外れてしまったようで登録出来ないと言われてしまいました。えぇ!せっかく選んで決心したのにっと思っていると、ブレーダーさんもしょうがないなぁと、私たちが選ぶはずではない、他の母猫から生まれた子猫達がその日は違うカゴの中にいて、その子猫達の中から選ぶように言われました。

今となってはどの子がルビーだったかわかりませんね。

その猫ちゃん達は、同じシャルトルでも、もっと明るいグレーで、毛もフワフワすこし長めで私好み。その中でも一番明るいグレーの子猫で、性格も一番穏やかそうな子猫がいました。絶対この子!っと選んだそれがルビーです。主人はもう少し活発で沢山遊ぶ子はどう?と言っていましたが、私はダントツ一番おとなしい猫が好きでした。事実、ルビーは抱っこされても何も言わず、ものすごく優しい猫というか、思うがままにされても何も言わない感じでした。縁なんていつもそう、思いもよらない出来事で驚きが一杯。複雑な気持ちだけど、一度選んだ子猫では無くて、ルビーが家族の一員になったのはとっても嬉しい。

ブレーダーさんの家でルビーを選んだ日。

引き取りはさらに後日で、ルビーが来る前の買い物とか準備とかをして、新品のペットカバンを持ってジュール、オフェィと主人がルビーを迎えに行きました。私は行けなかったのだけれども、電車の中ではか弱いけれども、ニャーニァーと泣いていたらしいです。

ルビーという名前ですが、血統証付きの猫には(?)その年のイニシャルが決まっていて、2020年に生まれの猫はRで始まる名前をつけてねとの事でした。そこで幾つか案があったのですが、Rubyという宝石の名前をつけました。私の案ですが、オフェリィは自分の案だと言っています。子猫を見に行った時に子猫達が赤や黄色、青のケイトの首輪をつけている事があって、少しくすんだ、ルビー色に近い色がとっても似合っていた印象と、宝物という思いでつけました。ちなみに、もう一組日仏カップルが同じブレーダーさんから子猫を飼ったようですが、名前はルイだそうです。その年のイニシャルがあるなんて知らなかった。実際知らない人も多いみたい。雑種とか保護猫とかはそのような登録は無いみたいです。

その後ルビーという名前が猫家系図に登録されました。猫のFamily Tree。彼のフルネームは Ruby de MONTEMPOIVRE。へえ...。

家についてからは、またか弱いけれどもニャーニァーと泣いていたらしい。勝手な訳だけれど兄弟達を探していたんだと思う。

私が家に帰って来た時にはもう泣く事もなく、隠れたりする事も無く、大人しく家族の中に居ました。とても柔らかくて、小さくて、私達と一緒に幸せになって欲しいと思いました。

いつも寝てます。

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